
ちょっとレストランには見えない扉を、
恐る恐る開けると、人の良さそうなおっちゃん<*0>
まず出してくれたのが、
◇とうもろこしジュース


この乾燥した紫とうもろこしをお湯で煮だして、
砂糖を入れただけらしいんだけど、かなり濃厚。
他にもなんか入ってると思うんだけど、
味音痴+無知により詳細不明! <*1>
Papa A La Huancaina(パパ・ア・ラ・ワンカイナ) ¥500
「パパはスペイン語でポテト。ちょっと濃厚なクリームソースの中にはほっこりとしたポテトがかくれた超人気メニュー」

温かいのかと思ったら冷たいんです。これ。
もっとくどいチーズ味かと思ったら結構さっぱり味。<*2>
,Lomo Saltado(ロモ・サルタード) ¥800
「牛肉とポテト、オニオンなどの野菜をさっぱりと炒めたペルーで大人気のロモ・サルタード。ご飯と一緒に食べるのがおすすめ。」

メニューにはご飯無かったけど、ご飯も一緒に出てきました。
コリアンダーとかいろんな香辛料と醤油ベースの味付けで
いかにも牛!って味の牛肉がご飯とよくあう。 <*3>
Tallarin Saltado(タヤリン・サルタード)¥800
「タヤリン・サルタードはペルー風のパスタ。お子さんも大好きな味なので家族で楽しんで。」

メニューはフィットチーネみたいな平打ち麺だったけど、
茹で立てのパスタと、ロモ・サルタードより甘めな味付けで、コレも後を引く味。 <*3>
マリネも食べたいし、おっちゃんがもつが旨いからって言ってたのでまた行きたいと思います。
◇おっちゃん<*0>

実はこのおっちゃんが一番のつまみかも。
料理をま待ってる間や、食べてる間、資料を持ち出して色々お話してくれます。
* おっちゃんは純血の日本人で経済が専門 ⇒ ペルーの経済新聞に記事が載ってた。
* 日本の古い歌を知っている ⇒ いい声で歌う ⇒ 歌手もしてたらしい?
* 神武天皇と仲良し(笑) ⇒ 写真有り(爆)
* おじいちゃんは昭和天皇から勲章をもらった。
* お父さんはフジモリ大統領の子供時代の先生 ⇒ それっぽい写真
* 今の日本を憂いでいる。⇒ ぺルーの醤油は昔の日本の製法で旨い!
* 政治家になって日本を変えたい(子孫のために) ⇒ 壁には元首相ひょっとこ麻生と逆切れヒトゴト福田のサイン
* 息子は東大を出て今アメリカの大学でマスター
* フジモリ大統領の娘と活動? ⇒ 写真
* ペルーのノーベル賞作家バルガス・リョサと友達 ⇒ 写真添付メール
* チチカカ湖→日本語の父母子説
* えーっと、、たくさんの話がありすぎて、書ききれませんーー(笑)
日本にも、なんでも自慢するめんどくさいおっさんいますが、
とりあえずは面白かったです。1回で良いけど。
でもどうして鶴間なんだろ、、(笑)
日本ではまったく存在感の無いお店ですが、
ペルーの新聞で紹介されたようです。
それで知ったかは定かではありませんが、
米軍関係の米人(たぶん座間キャンプ)が
大勢くるらしく、これから忙しくなるといっておりました。
そのうちきちんと看板を出すといっておりました(笑) <*4>
以下、注釈の解説です。
南米に詳しい知人より情報いただきました。
<*1>
とうもろこしジュースはチチャ・モラーダchicha moradaです。
原則は紫とうもろこしを煮出して砂糖を入れるだけですが
柑橘類やパイナップルを入れたりしてアレンジすることも多いようです。
<*2>
パパ・ア・ラ・ワンカイーナはリマの東200キロほどの
山岳部の町、ワンカーヨ風のという意味。チーズとアヒ・
アマリージョという黄色い唐辛子で作ったソースです。
<*3>
ペルーには高級から屋台に毛が生えた程度までバラエティに富んだ
中華レストランが街中至るところにあってチーファと呼ばれています。
広東省あたりから日本よりも早く移民が渡っています。
中華料理の影響から生まれたのが、ロモ・サルタードであり
タジャリン・サルタードです。醤油は一般家庭でもごく普通に
使われている調味料です。
<*4>
2011/10現在、まだ看板に変化ありませんでした。
住所:大和市西鶴間 1-8-13
Tel:046-273-1096
営業時間 12:00-22:00
定休日: 月曜日
URL:そらす喰歴Map , お店
訪問:2010/11
そらすの喰歴(2011/10記)
最近のコメント